遮熱塗料の正体を暴く⁉︎ 奥州市の塗装店が明かす遮熱塗料の本質とは? Part2
社長ブログ
果たして、遮熱塗料で室温は低下するのか?
前回は屋根の裏面温度を測って遮熱効果の測定実験を行いました。
結果、効果が無いのでは?と言うことでしたね。
確かに、遮熱塗料を塗ることによって数度室温が下がる、といったことはあり得ません。
しつこいようですが、これができたら魔法です。オカルトです。
ただ、室温は変わらなくとも、涼しく感じることはあるかもしれません。
暑さの犯人は、輻射熱だった
ここでイメージしていただきたいのですが、夏の快晴、日は高く気温25度。グランドの真ん中。
この場に立ち尽くしていれば、倒れますよね、熱中症で。
一方、木陰に移ればどうでしょう?
少し風でも吹いていれば、むしろ快適な環境では無いでしょうか?
忘れてはいけないのですが、どちらも気温は25度です。
では何故、こんなに感じ方が違うのでしょう?
この体感温度の違いは、ズバリ輻射熱の影響です。
遮熱で屋根からの輻射熱を防ぐことによって、涼しく感じることができるのです。
気温だけが体感温度を決めるポイントでは無いのです。
そもそも体温が36度もあるのに、たかが気温25度で倒れるっておかしいですよね。
遮熱塗料の概要がおぼろげながら掴めたのでは無いでしょうか(笑)
次回は遮熱塗料の選び方について述べたいと思います。