『塗りカエルくんの外壁塗装講座』放送決定 !!
スタッフブログ
新年1/6より、奥州エフエム放送にて毎週金曜午前10:30から15分間、「塗りカエルくんの外壁塗装講座」がスタートいたしました。
このコーナーは、豊富な経験をもとに、皆様の大切な家を守るための注意点や、メンテナンスの仕方・お客様の住まいに対する様々なお悩みにお答えするコーナーです。
なるべく分かりやすく、役立つ情報をお届け致しますので、聴取可能な方は是非お聴き頂ければ嬉しいです。
なお、遠方で聴取難しい方、聞き逃した方、もう一度内容を確認したい方の為に、放送内容をこちらに掲載させて頂きます。
ちょっと長いですが、よろしければご覧ください。
今日は第一回放送(1月6日分)を掲載いたします。
おはようございます。水沢区中央通りで営業致しております、北日本外装の藤本と申します。
ラジオお聞きの皆様には雨漏り110番でおなじみだと思いますが、当社は平成15年に創業以来、外壁診断のプロとして、一般住宅をはじめ、公共施設などの建築物の防水・塗装の改修施工に携わって参りました。お陰さまで施工実績も2,500件を数えるまでになりました。そして今まで、これだけ数多くの工事をさせていただいた中で、お客様から住まいに関する沢山のご質問やお悩みを伺ってまいりました。
建物の維持・管理は、人の健康管理と似ています。不具合の早期発見・早期治療が、なんといっても最も良い老化防止策になります。きちんとした診断をして、適切な処理をすることで、建物も元気になり、長寿にもなります。当社は専門のスタッフが、最新の技術と豊富な経験で、きちんとした調査・診断を行い、皆様のご不安を解消し、安心してお暮し頂くための、住まいの専門医として皆様のお役に立ちたいと願っております。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本日より、毎週金曜日のこのお時間をお借りして、このコーナーで改めて、今まで皆様から頂いたご質問や疑問にお答えして、家を守るための注意点と、間違いのない業者選びについてお話させて頂きます。皆様のお役に立てるお話しを、なるべく分かりやすく、お話しさせて頂きますので、少しの間お付き合いの程よろしくお願いいたします。
それでは、本日はまず塗装のもつ役割についてお話しさせて頂きます。そもそも、なぜ塗装って必要なんでしょうか?お化粧直しの為?イメージチェンジの為でしょうか?もちろん正解、その通りです。皆様に、どんな時に塗装を考えますかと質問させて頂きますと、日本では実に9割のお客様が、見た目、つまり美観が悪くなった時とお答えになります。確かに間違いありませんが、ちょっと考えて頂きたいと思います。塗装がもつ役割は美観を守る、またはお化粧直し、それだけでしょうか? 逆に塗装がなかったらどうかを考えてみましょう。例えばお車。もしこすって、塗装が剥がれて、そのままにしてると、その部分から錆びが出て、どんどん痛みが進行しますよね。家具なども同じで、表面の塗装が剥がれていると、そこから劣化してしまいます。
住宅も同じなんですね。建物は、屋根・壁が一番外側にあります。そして、その表面、つまり一番外側にあるのが塗装・塗料なんです。そしてその塗装・塗料というのは、元をたどれば樹脂というものなんですが、その樹脂が壁に塗られて乾くときに、樹脂同士が結合する事で、壁に膜を張って風雨や紫外線などの外の環境から、建物、ひいては私たちを守ってくれてるんです。ところが、表面にあるその塗装の膜は、常に風雨にさらされておりますので、どうしてもごみや埃がついて汚れてしまいますし、太陽からの紫外線を受けて、その影響で結合が少しずつ弱くなります。そしてこの結合が無くなったときに、ついに粉のようになってしまいます。塗装の膜が無くなると、どの様なことが起こるかというとよろしければ、ぜひ一度、一番日当りのいい南側の壁を触ってみてください。もし、壁をこすってみて、手に白い粉のようなものがついてしまうようだと、それは塗料・塗膜が寿命を迎えているというサインです。これは、チョーキングという現象です。光沢が無くなり、変色が進むためもちろん見た目も悪くなりますが、実は見た目だけの問題だけではなくて、そのままにしておきますと建物に悪い影響を与えてしまいます。塗膜の保護が無くなると、雨水が侵入して下地まで痛めてしまいます。小さな隙間やひび割れでも、水は毛細管現象でドンドン侵入してきます。水は建物内部を腐らせて、カビを発生させて、建物はもちろん人体にも悪い影響をあたえます。また、当地は雪も多く、外壁材に雪融け水が浸入し、その水が夜間に凍ることで壁を傷めていることもよくあります。塗料には寿命があります。また周囲の環境によって大きく変わってきます。下地まで傷んでいる場合には、きちんとした処理が必要となります。ただ上から塗ればいいわけではありませんので、気になる現象が見られたなら、ぜひ早めに専門の業者さんに見て頂くことをお勧めします。
ここで本日のまとめです。塗装の持つ役割は大きく分けて① 見た目・美観性を保つということ。② 建物を外部環境から守る保護の役割。の2つ。
塗装工事は家を守り続け、長持ちさせるために必要なのです。適切な時期に適切なメンテナンスを行うこと、それが大切な家を守る第一歩なのです。そしてそのためには、信頼できる、きちんとしたプロによる調査診断が大切になります。お時間になりましたので、本日はこの辺で終わりにいたします。来週も、家を守るための注意点、間違いのない業者選びについておはなしさせて頂きますので、ぜひ来週もお付き合いよろしくお願いいたします。
また直接ご相談のある方は、フリーダイヤル0120-195-110 北日本外装・藤本までお問い合わせください。本日はありがとうございました。