雨漏り被害を拡大させないために
スタッフブログ
こんにちは。staff千田です。
雨の日が続いていますね。
外仕事はなかなか進まず、我慢の季節です。
奥様方は洗濯物が乾かず大変でしょうか?
学生の皆さんは登下校が大変でしょうか?
しかし、この時期にしっかり雨が降らないとよくありません。
必要な時期ですから、もう少し、辛抱です( `ー´)ノ
さて、この時期になると必ず増えるのが雨漏りのご相談。
「初めて雨漏りして驚いて電話した」というものや、「以前も何度かあった」というものもあり、原因・症状も様々。
ちょっとの雨漏りなら!と、そのままのしてしまっていることや、ご自分で補修しているというケースも。
この両者、あとでもっとひどい思いをしてしまうことになり兼ねませんので、気づいたらお早めにご相談ください。
放置して悪化してしまうのは、当然ですよね。自然に直ることはありません。むしろ、劣化は加速度を増していきます。
では、自分で補修をしてはいけないの?
経験上、やめた方がいいです。特に、シリコンのシーリング材での屋根補修。
これをやったことで後悔している方は、少なくありません。
こちらの写真をご覧ください。
横葺きの屋根の目地がやけに汚れています。すべてシリコンのシーリングが打ってあります。
おおよそこの真下が雨漏り発生箇所。
そのため、ご自身でシーリングを打ったそうです。
ところが、水は止まる気配なし。
打つ手がなくなり、お電話をいただきました。
室内調査をさせていただくと、雨漏りはかなりの広範囲。
すでに下地もかなり腐食しており、表面的な修繕のレベルではありませんでした。
雨漏りはかなり前から発生していたとのことで、大規模な改修が必要な状態。
気づいたときに処置をしていれば、結果は変わっていたことでしょう。
それと、ここまで悪化してしまった原因かもしれないのがシーリングです。
(あくまでも可能性であり、そうだと断定はできませんが)
ご覧の通り屋根は金属屋根。横葺きでわずかながら隙間はありますので、
そこから雨水が侵入すると考えるのは、ある意味自然なことかもしれません。
どこかから雨水が侵入しているのであれば、そこをふさげば雨漏りは止まるかもしれない!
そう考えてしまいますよね?
そこに大きな穴が開いていて、確実にそこから水が入っていれば、その考えもありかもしれません。
しかし、経験上ほとんどの場合そうではありません。
”おそらくこの付近だろう”ということで周辺をやってしまうのですが、それが間違いです。
確かに水の侵入口であるかもしれませんが、排出口であることもあるのです。
まず大前提として、金属屋根で100%水を入れないということはほぼ不可能です。
金属ですから、必ず空間は生まれます。
水が入っても、下地の防水紙で水を止め、室内に漏水させないというのが本来の考え方です。
さて、話は戻って、その隙間があったことで水が流れ、留まることのなかった・雨漏りしなかったものが、
排出口をふさがれてしまったらどうなるでしょうか?
水は下に落ちるしかありません。室内にしか行き場がなくなるのです。
これが、屋根にシーリングをしてはいけない理由と、かえって雨漏りが悪化してしまった原因です。
これまできちんと排水していたものが排水できなくなってしまうということと、
水の流れを複雑化させてしまうのです。
シーリングでふさがれていることで、本来であれば流れるはずのない方向にも水が走ることもあります。
これで、水の流れる経路がますます分からなくなり、侵入口を特定することは非常に困難になります。
そうなってしまえば、部分補修も困難になり、全面改修をせざるを得なくなるでしょう。
もしかしたら補修で済んだものが全面改修しか方法がなくなってしまった。
被害が広範囲になってしまい、修理箇所が増えてしまった。
これはどちらも修理費の増額を意味しますよね。
大きな出費となってしまう前に、お早めに専門業者へお問い合わせください。
もしかしたら、今なら、負担を最小限に抑えることができるかもしれません。
・業者に頼むとお金がかかるから
・シーリングで止まればそんなにお金はかからない
その行動が、かえってお金がかかることになるかもしれないのです。
調査・見積もりは無料です。シーリングを購入するより安いです。
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