防水層の劣化要因は、経年だけじやない
社長ブログ
ある学校のバルコニー防水の現調に伺いました。
写真の通り、防水層が無くなってますw
新築時から施工されていたウレタン塗膜防水密着工法です。
辛うじて残ってる防水層も、浮きと脹れのオンパレード。
塗膜自体の硬化不良も点在しているようです。
新築時から、健全なウレタン防水層ではなかったようです。恐らく、コンクリートスラブに含水したままやっちゃったのかと。
下地の状態に、上に被せる防水層の性能は、大きく影響されます。いや、下地が悪ければ、原則、何やってもダメです。
ま、こちらの場合は、残存塗膜も絶対的に厚みが不足しています。せいぜい1ミリ厚程度。最低基準の半分程くらい。これじゃあ、そもそも耐久性は期待できません。
学校の事務長さんは、「10年以上経ちますから、仕方ないんでしょうかね」とおっしゃってましたが、なんともはや。。
さて、当社なりに、問題点を解消させる改修プランを提案させていただきます。