雨漏り修理って何屋さんがやるの?
社長ブログ
さて、どこに頼めばいいのかな?
一般的にはその家を建てた工務店さんや建設会社、ハウスメーカーに問い合わせすることになるでしょう。そちらで対応してもらうのがベストかと思います。
ただ、竣工後10年も経過していれば有償対応になりますし、多くの場合、大規模修繕を勧められます。そもそも廃業、倒産等で存在していない、というケースも多く見受けられます。そういった場合、どこに問い合わせればいいのか?
近くの大工さん、リフォーム業者さん、屋根板金屋さん、防水屋さん、塗装屋さん、こんなところでしょうか。さて、正解はどこでしょう?
こと雨漏りに関してはどこも正解とは言えないと、私は考えます。
もちろん、それぞれの専門分野のプロです。その範囲内においては素晴らしい仕事をする方々かもしれません。しかし、雨漏り修理は単一業種の目線からスムーズに解決に至るものではありません。
躯体から仕上げ材に至るまで特性を熟知することはもちろん、さらにそれぞれの部材の取り合いや納まり等、建築構造全体の理解が必須です。
「いや、そんなの皆分かるでしょ、プロなんだから」
いえ、あくまでそれぞれの専門分野だけのプロなんです。
建物構造を横断的に理解し、雨水の侵入路を推測して検証、そして施工。一連の解決に至る流れを実現するには、雨漏り修理のプロに依頼するべきです。
結論を述べますと、雨漏り診断士の資格を所持している業者さんがお勧めです。実務として雨漏り修理を行い、資格試験を突破した者が雨漏り診断士となります。
そして、解決まで覚悟を持って取り組む、といった意思を持った者が初めて雨漏り修理のプロを名乗れます。
雨漏りでお困りの際には是非、雨漏り診断士にお声掛けください。