遮熱塗料の正体を暴く⁉︎奥州市の塗装店が明かす遮熱塗料の本質とは?Part3
社長ブログ
前回は遮熱塗料の概要についてお話ししました。
今回は具体的な遮熱塗料の選び方について述べようと考えていましたが、急遽変更してPart2の補足をさせていただきます(笑)。
人間はどうしても気温や室温で暑さ寒さを測ろうとします。
でも、ことはそう単純ではありません。
実際の体感温度は、周囲の建材の表面温度や湿度から気温以上の大きな影響を受けています。
繰り返しになりますが、私達が体感している温度とは、単に気温だけでなく、気温プラス壁、天井の発する輻射熱の両方で温度を感じているのです。
周囲の建材の表面温度が高ければ、いくら室温が低くても暑さを感じてしまいます。
遮熱材とは、この輻射熱をカットする効果があります。
遮熱材を適切に使用すれば、例え30度を超える環境でも快適に過ごすことが可能になります。
これも前回お伝えしたことと重なりますが、そもそも人間の体温は36度もあります。室温30度で暑いというのはおかしいですよね。
一般に人が暑い、寒いと感じる要素は輻射熱4割・気温3割・湿度2割と言われているそうです。
どうでしょう?
世間一般のの常識も、絶対ではないと思われたのではないでしょうか(笑)
そこで遮熱塗料です。
輻射熱を効率的にカットするという目的では、ある程度有効と考えます。
ただし、「室内温度を何度下げる」という効果は薄いというのをお忘れなく。
冷房を使用しなくても、ある程度快適に過ごすことが出来、冷房をつければ低速運転でも十分な効果を体感することが出来ます。
次回は遮熱塗料の選び方をお伝えします。お付き合いくださいませ。