ビニールハウス遮熱、効果抜群です!
スタッフブログ
こんにちは。staff千田です。
今日も、暑いですね。
まだ梅雨入りもしていませんが、夏の近づきを感じます。
昨年、当社で施工したビニールハウス遮熱の写真です。
(ドローンによる空撮です。バッチリ全貌がみえます(^^))
さて、その効果はと言いますと…
と、説明をさせて頂きたいのですが、まずは測定器の紹介から。
当社ではWBGT測定器を用いて測定を行います。
・・・WBGT?
簡単に説明すると、暑さ指数です。
暑さを感じると私たちはよく温度計の数字をみますよね。
気温、または室温30℃、と。
しかし、私たち人間や生き物などは日射や湿度などの影響も受けます。
そのため、同じ温度でもひなたと日陰では体感温度は違うように感じますよね。
暑さ指数とは、気温・湿度・日射など周辺の熱環境を含めたものです。
WBGT測定器は、それを測定することができます。
では、測定の様子です。
こちらがWBGT測定器。
一般ビニールハウスのWBGTは26.9℃です。
この26.9℃とは
警戒域で、運動や激しい作業の際は
十分な休息が必要です。
ちなみにこちらが気温。
この時点で31.1℃。
暑いです。
このように気温と
暑さ指数は異なります。
では、次は遮熱をしたビニールハウスを見てみましょう。
暑さ指数のWBGTは25.7℃。
1.2℃低いですね。
同じように気温を見てみますと、
1℃低くなっています。
いかがでしょうか?
暑さ指数も温度も約1℃違っていました。
この数値だとあれ??遮熱ってそんなに変わらない?
と、思ってしまいますね。
よ~く、写真をご覧ください!
一般ビニールハウスは、かなり開口部が大きく、風通しを十分にしている状態です。
かたや!
ビニールハウス遮熱は、開口部無しで地面にシートがしっかりとついている状態です。
ビニールハウスで作業をしたことがある方なら、お分かりですよね。
同じ条件であれば、一般ビニールハウスの数値はもっと高くなり、中には長い間はいれないはずです。
これだけ条件がちがうにもかかわらず、ビニールハウス遮熱は1℃も低い温度でした。
えー、1℃?と思われるかもしれませんが、
実際にハウス内に入ると、この1℃の違いはものすごく違うんです!
この1℃を下げるために、みなさん相当の機械を導入して、高額な電気代や水道代を支払っているのです。
遮熱をした工場さまでは、電力削減はもちろん、作業の効率がUPした!と喜んでくれておりました。
工場内の環境が改善されて、従業員のみなさん『疲れ方がちがう。』とおっしゃるそうです。
(嬉しいお声をいただき、ありがたいです。)
さらに、ハウスの上部の測定もしました。
上部ではさらなる驚きの差が表れたのですが、長くなりましたので、
そちらは後日アップ致します。