塗装作業の前には高圧洗浄を! Part2
スタッフブログ
こんにちは。staff千田です。
今日は花巻市の現場へ。
水沢は小雨でしたが、花巻は本降りです。
1月下旬で雨とは、なんだか不思議な気持ちです(^^;
さっそくですが、昨日の記事の続きです。
高圧洗浄の作業は、当然機械を使用します。
今では高圧洗浄機も身近なものとなり、ホームセンターやカー用品店、そしてネットショッピングなどでも手軽に購入できるようになりました。
ここでは、家庭用高圧洗浄機と呼びますが、家庭用と業務用では当然性能は全く異なります。
通販などで低価格で購入できるような家庭用高圧洗浄機では、塗装工事で求められる作業を行うことはできません。
当然ですが、最も重要なのが水圧です。
水圧の弱いものは使っても汚れを落としきれません。
塗装工事では14.7MPa以上は必要です。
(分かりにくいので身近な㎏にすると、1MPaが約10kgfですので、150㎏以上は必要ということになります。)
ちなみに当社は200㎏の機械を使用しています。
実際の作業の様子はこちら↓
家庭用高圧洗浄機はインターネットでも調べられますが、80~120㎏くらいが標準のようです。
一番小さい数値でみると、必要な水圧の半分しかありません。
これでは汚れや古い塗膜などを落としきることはできないのです。
高圧洗浄という言葉からみると、洗うようなイメージですけれど、
実際は削るような感じです。
そこまで除去しなければ、塗料本来の性能を引き出すことができず、剥がれなどの原因となり、
長期間美しさを保つことはできないのです。
家庭用と業者が使うものが違うのは当然ですが、業者が使うものでも150㎏のものもあれば200㎏のものもある、これだけ違いがあるのです。
作業後写真はこちら↓
いかがでしょうか?
境目の黄色い矢印のところから、明らかに色が変わっているのが分かります。
水圧が違うということは、当然機械の価格も変わってきます。
ということから、施工価格も変わってくる。ということになりますね。
塗装に使う塗料であれば、塗料によって価格が変わるというのはお客様にも伝わりやすいのですが、
高圧洗浄は”機械を使って水をかけるもの”という同じ作業という認識であることが多いです。
実は機械によっての違いもありますので、単価が極端に安いとそもそも水圧が足りていないという可能性も考えられます。
(安い方がいいなぁと思ってしまいがちですが、値段によって違いがあるものなんです。)
見積もりを依頼する場合、この水圧の数値を覚えておいて、業者さんに高圧洗浄の水圧はどのくらいのものかを確認しましょう。
まだまだ違う”高圧洗浄”の内容。
続きはまた明日(^^♪
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