屋上防水工事完了!
スタッフブログ
こんにちは。staff千田です。
盛岡市の屋上防水改修工事が完了しました!
防水層完成後、トップ2回仕上げです。
塗膜工法の優位性とは?
さて、上記のように防水改修で塗膜工法を採用しましたが、
その理由をお話ししましょう。
というのは、シート系の改修工法を提案されることが確かに多いです。
簡単に言えば、出来上がったシートを敷いていくものなので、
塗膜と異なり施工によって厚みが違うということはないでしょう。
つまり、だれが敷いても同じ性能を確保することができるのです。
これは、人手不足の現代にはメリットと言えますよね!
熟練職人でも素人でも同じ防水性能になるのですから。
逆に言えば塗膜の場合はそうはいきません。
塗りムラが発生してしまえば膜厚によって防水性に差が生じます。
膜厚が足りなければ当然防水性能は低いので、雨漏り発生などのリスクが増します。
希釈ミスや撹拌不足などのリスクもあります。
このあたりも、経験が少ないほど発生する確率が上がってしまうでしょう。
では、なぜ塗膜工法なのか。
それは、施工場所の条件に関係します。
ブログをさかのぼってもらえば分かりますが、こちらの屋上はかなり狭所が多いです。
エアコン室外機の架台下、各設備間のわずかなスペースも施工しないわけにはいきません。
せっかく99%の面積を防水しても、1%の未施工箇所から水が浸入して雨漏りしてしまえば意味がありません。
そうなった場合、この超狭いスペースにもシートを敷き込んでいかなければいけないのです。
ちなみに、防水シートはかなりの重量物です。想像するだけでかなりの重労働なのが分かると思います。
よほどの怪力でないと厳しいでしょう。
塗膜であれば、塗料をつけたローラーが入れば悠々施工できます。
さらにもう一つ、塗膜採用の理由はジョイント部の弱点を最小限にすることです。
平らな床面にシートを敷くことはそれほど難しいことではありませんが、
このような立ち上がり部に施工をするのは難しいのです。
シート1枚では無理なので、小さく何枚かにして貼り重ねて施工するのですが、
この貼り重ね・合わせ目が経年劣化で破断しやすい弱点になるのです。
下の写真も穴があいてしまっているのがおわかりでしょう。
施工時にどんなにしっかり接着させても、建物の動き・伸縮によって各方向から引っ張られ、
このジョイント部はその引力に耐えられず剥離・破断してしまうのです。
つまり、
狭くて立ち上がりの多い場所ではシート工法は施工効率が悪く、弱点となり得る場所も多くなるので
塗膜工法の方が優れている!という結論に至るわけです。
そもそも論ですが、屋上には立ち上がり部がだいたいありますし、
各設備、いわゆる邪魔なものは乗せられているものです。
つまり、屋上とは障害物が多い場所なのです。
状況にあった材料で、リスクは最小限にすることが大切ですね。
もちろん、定番の塩ビシート機械固定工法も提案可能です。
数千㎡の障害物の無い場所でしたら、おすすめいたします(^^)
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