僕が旅立った後の世界について今思う事
社長ブログ
死後の世界――それは若い頃にはほとんど考えることのなかったテーマでした。
20代の頃、独身だった僕は、自分が死んだ後の世界について真剣に考えることなどありませんでした。
当時は「自分がいなくなった後の世界なんて、自分には関係ない」と思っていたのです。
けれども、結婚し、そして子供が生まれ、さらに孫たちが誕生した今、その考えは180度変わりました。
家族の未来を見据えて
僕には3人の子供がいます。そのうち2人は既に成人し、それぞれ家庭を持ち、僕には孫たちもいます。
孫の笑顔を見るたびに、僕は未来に対する責任を強く感じるようになりました。
「この子たちが生きる世界はどんな場所になるのだろう」と思うと、心の奥底から「彼らにとって少しでも良い世界を残したい」という思いが湧き上がってくるのです。
子供が成人した時点で、親としての役目が終わったように感じる瞬間もありますが、実際にはそうではありません。
彼らが家庭を持ち、子供を育てていく姿を見ていると、僕自身が次の世代の土台をどう作れるのか、まだまだ考えるべきことやなすべき事ががたくさんあると気付かされます。
孫たちの未来は、僕がどう行動するかで少しは変わるかもしれない――そんな責任感が、日々の選択に多少なりとも影響を与えている様に感じます。
家庭と教育への思い
僕が子供たち、そして孫たちに残したいのは「学びの力」と「経験の幅」です。
子供たちが幼い頃から、ビジネスを始めた頃の耐乏生活中も、教育や経験には惜しみなく投資してきました。
そして、今ではその価値をさらに孫たちにも広げたいと思っています。
どの時代でも、知識や経験が豊かな人は、多様な選択肢を持ち、どんな状況でも生き抜いていける力を持っています。
それは時代や国境を超えた普遍的な真実だと思うのです。
孫たちが語学や技術を学び、世界中で活躍できる力を持ってほしいと願う一方で、僕自身は「やっぱり日本が一番だな」と感じることも多いです。
日本ほど平和で安心して暮らせる場所は他にないと実感しています。
だからこそ、彼らが住む未来の日本がより良い国であり続けてほしい。
そのために、僕自身がどれだけ社会や経済に貢献できるかを考えながら日々行動しています。
経済への貢献と活動
個人としてできることは小さなものですが、それでも日本の未来に少しでも力を貸したいという思いで、日本企業の商品をできるだけ使い、日本国内でお金を循環させることを心がけています。
(いや、あんた欧州車乗ってるやん!のツッコミも承知ですが、2年半も前に国産車をオーダーしてます。未だ納車ならないのですw)
また、富裕層の中では海外移住を選ぶ人もいますが、僕はこれから万が一富裕層になれたとしても(笑)日本に納税をし続けたいと思っています。
税金を払うことで社会の一部を支えていると感じられるからです。
孫たちに何を残せるか
子供たちが成人し、孫たちが成長していくのを見守る中で、「自分が死んだ後、彼らに何を残せるか」を考える機会が増えました。
物理的な資産や財産も重要ですが、それ以上に「生き方の価値観」や「未来に向けた土台」を残すことの方が重要だと思うのです。
僕が経営する会社もその一つです。
仕事を通じて、社会に少しでも価値を提供し、それが次世代に受け継がれるような基盤を作りたい。そして、自分がいなくなった後も、誰かのより良い生活や笑顔に繋がるような何かを残したいと考えています。
また、孫たちに直接伝えたいこともあります。それは、「一人一人が未来の世界を作る力を持っている」ということです。
僕が一人の親として、また祖父として積み重ねてきた行動が、彼らの生きる世界にどう影響を与えるのかはわかりません。
それでも、自分が目指す姿勢を示すことで、彼らが人生の中で何かを学び取ってくれると信じています。
死後の世界を良くするために
結局のところ、僕が目指しているのは「僕がいなくなった後の世界が、残された人たちにとって幸せであること」です。子供たちや孫たちが笑顔で生きられる社会を少しでも形作るために、今の自分にできることを全力で取り組む。
それが、僕にとっての「死後の世界を良くする」という意識につながっています。
死は誰にでも確実に訪れるものです。
しかし、その時に「何を残せたか」を意識しながら生きることが、未来を作る一部だと信じています。
孫たちが安心して暮らせる社会を作るために、これからもできる限りの努力を続けていきたいと思っています。
それが僕の目指す「死後の世界の向上」なのです。